Targeting Removal of Pathogenic IgG

Efgartigimodにおける 企図する作用機序

血管内皮内のIgGリサイクル*

Efgartigimod†: 企図する作用機序

Efgartigimod MOA

* IgGリサイクリングは単球など他の細胞でも起こります。図には内皮細胞のみ示します。

胎児性Fc受容体(FcRn)には、疾患の原因となるIgG抗体の半減期の延長と作用持続の強化作用が知られています。

FcRnは、IgGに結合することでリソソームによるIgGの分解を防ぎます。それによって、IgGの半減期(約21日)をFcRn3-5によってリサイクルされないIgMまたはIgA(約5日)よりも延長させることが示されています。

疾患の原因となるIgGの半減期が延長されると、神経筋の伝達を損なう能力も増大することが示されています6。

 

† efgartigimodは開発中であり、米国食品医薬品局(FDA)やその他の規制当局の承認を受けていません。

efgartigimodはFcRnに結合してその作用を阻害し、IgG抗体を減少させることがいくつかの試験で示されています。

IgG1 Fcフラグメントであるefgartigimodは、FcRn7への親和性が高く、IgGと競合してFcRnと結合して、IgG全体のリサイクルを低減させます7

前臨床試験および臨床試験では、efgartigimodが速やかかつ着実にIgG濃度を低下させるとともに、IgM、IgA、またはアルブミンには影響を与えないことが示されました7,8

REFERENCES: 1. Gilhus NE. N Engl J Med. 2016;375(26): 2570-2581. 2. Koneczny I, Herbst R. Cells. 2019;8(7):671. 3. Ward ES, Ober RJ. Trends Pharmacol Sci. 2018;39(10):892-904. 4. Pyzik M, Sand KMK, Hubbard JJ, Andersen JT, Sandlie I, Blumberg RS. Front Immunol. 2019;10:1540. 5. Waldmann TA, Strober W. Progr Allergy. 1969;13:1-110. 6. Liu L, Garcia AM, Santoro H, et al. J Immunol. 2007;178(8):5390-5398. 7. Ulrichts P, Guglietta A, Dreier T, et al. J Clin Invest. 2018;128(10):4372-4386. 8. Huijbers MG, Plomp JJ, van Es IE, et al. Exp Neurol. 2019;317:133-143.